flare

flareのブログ。 https://flare.green

感情のダンス(その2)

昨日、娘の感情のアップダウンは
過去の私とかぶっている
というお話を書きましたが
本日はその続きを。

昨日の夜、
娘がドラマを見ている私の隣に来て
色々話を始めました。
(こういうことがちょいちょいあります)

つまるところ、就活に悩んでいて
「うまくいく気がまったくしない」
とのこと。

で。
最初は
大丈夫だよ~
何とかなるよ~
なんて感じで話をしていたのですが
最終的には
過去の私の感情ダンスの話を
笑い転げながら聞いて、ホッとしたみたいで
すっきりした顔で寝てしまいました。

「お母さんさ、昔は
『きっと誰にも愛されず、一人寂しく死んでいくんだ』
っておいおい泣いたり、
カウンセリング受けたセラピストさんに
『私が死んだら泣いてくれますか』
って言ったりしたよ~」

というくだりは特に大ウケ。

そして、娘の中で
「そんな風に悩んだお母さんが
今こうやって暮らしているんだから
つまり私も大丈夫ってことなのね」
という結論に達した模様です。

なるほど。
あれこれゴタクを並べるよりも
過去の自分をカミングアウトすればよかったのか、
とちょっとびっくり。

娘は周りに
「もっと自分を大事にした方がいいよ」

「そんなに無理しなくてもいいよ」
「世の中ってそんなに怖くないよ」
というようなことをいっぱい言われていたようなのですが
そう言われても、やり方が分からないと。

やり方が分からなくてさらに考えすぎて
結果落ち込みが増すというパターン。

そもそも私だって親としてのプライドがありますし
(一応持っていたい)
私が死んだら泣いてくれますかって
泣きながらセラピストさんに聞いたなんて
赤面話、今までしたことなかったんですけれど
つまり、相手が求めているのってそういうことなのかなって。

自分だけが悩んでいるんじゃなくて
目の前の人も同じように悩んでいて
でもそれは傍から見ていると
コントみたいに笑えることで。

渦中に入ってしまうとすご~くシリアスだけれど
実は外から見ると結構面白いことになってるよ、
ってことが分かると
すごく楽しくなるのかも。

そして娘の悩みは
つまるところ就活ではなく
人生に対する安心感だったのかなって気がしました。


一昨日はずっと夜泣いていた娘は
昨夜はどうやら爆睡した模様で
今朝も顔がすっきり。

ま、私の恥話と引き換えに
元気になってくれたら安いもんだわ。。。。。

と、そんな感じで本日は終わります。
ではでは素敵な雨の日を(関東地方だけかしら)