flare

flareのブログ。 https://flare.green

いいなぁの日々

先日アルケミーエッセンスを作成して
お送りしたのですが、
改めていいなぁと思いました。

お手紙書いて、封筒に入れて
それを郵便局に持っていて
送るという手続きがすごく癒しで。

このところ、目からウロコというか
ああやっぱり人って素晴らしいんだな~って
心から感動する出来事が続いていて
一人しんみりしております。

ちょっと重たげな話になるのですが。


先日、母と二人で
病院に入院している叔母の面会に行ってきました。

叔母は独身で、私の母の妹に当たります。

最後に会ったのは3年前。
脳の領域が侵される病気で
その影響で怒鳴ったり夜中に暴れたりと
一時はかなりすごい感じになっていました。

なんとか病院に入ったものの
暴れん坊ぶりは変わらず。

でも身体機能は徐々に衰え
車椅子で生活するようになっていきました。

前回会ったときは

「元気?」
と涙声で話しかける母に対し

「元気じゃない!!!」
と元気な声で返され
「こんなところにいたら殺される!」
とものすごい顔で叫んでいたので
今回もそうかなぁ~、とドキドキしながら会ったのですが。

叔母はとても穏やかな人になっていました。

元々母と叔母は正反対で
まったく気が合わなかったのですが
「お姉ちゃん、まだあの家(私の実家)にたった一人で住んでるのよね」
と母をねぎらい、
最近寂しさを感じている母は号泣していました。

聞いていた私もちょっと胸を打たれました。

母と叔母、
一時はもうそりゃぁすさまじい喧嘩を繰り広げ
お互いの性格を罵りあい、
小学校の時、水着を貸してくれなかったとか
そんなところまで引っ張り出して言い合いを繰り広げるので
姉妹のいない私はあまりの迫力に呆然と眺めていたのですが。

なんだかんだ言っても
やっぱり姉と妹で、家族なんだなって。

あれほど憎みあっていても
こんなにあっけなく雪解けするのって
家族だからこそなんだろうなって。

面会は三分で終わりました。
「会えて嬉しいけれど
何を話したらいいかわからない」
ということで
うちのにゃんこの写真を渡して帰ってきました。

叔母は猫が大好きなのです。

昔家で飼っていた茶虎の猫を
きなこと重ね合わせて見ていて
看護師さんに
「うちの猫なの」と教えてあげていました。

その後、先生から病状の説明と
これからどんな風になっていくのかという
お話を聞いて病院を後にしました。

すごく不思議なんだけれど
あの3分の面会で私が癒された感じ。

人ってそれぞれ人生の課題みたいなものがあって、
それって探さなくても自動的に目の前にちゃんと
出てくるものなんだなって思いました。

不思議なんだけれど、そこから逃げても
また回転ずしみたいに同じネタがやってくるという。

私もその課題をこなすのが嫌で
別のことがしたいよ~って思っていた時があったけれど
ちゃんと向き合ってこなしてみると
そんなに難しいことじゃないし
受け取れるものは無限大だなって。

そうそう。
3年前、思い切り怒鳴られた叔母だけれど
時々そっと祈ったりしていました。

叔母が幸せでありますように。

ちょっとでも祈ると私自身も
なんか「何かをした」って気持ちになれるので
ふっと思い出した時だけ。

あと、もしかしたら

「祈ってたら次は怒鳴られないかも?」
という気持ちもあったので。

でも、今回久しぶりに会って
やっぱり叔母には幸せでいてほしいって
思いました。

そして、そう思ったら
私自身もほっこり幸せな気持ちになりました。

なんだかすっごくパワフルなヒーリングを受けた気分。

しばらくこの余韻を楽しみたいと思います。

読んでくださってありがとうございました💛

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