昔は人間関係を作るのが苦手でした。
今でも得意ではないけれど
友人を多く持っていないといけないとか
予定がいっぱいあった方がいい、
みたいな価値観は自分の中になくなったので
特に苦労はしていません。
若かりし頃は
人間関係に依存するあまり
嫌われることを恐れたりしていて。
すると不思議なことに
嫌われないように頑張っているのに嫌われるという
現象が起こったりします。
昨日まで笑顔でやりとりしてたのに
些細なことで突然絶交されたり。
その「突然降ってくる恐怖」みたいなものは
長い間自分の中にありました。
だから楽しいお付き合いが続いていても
いつか突然壊れるかもしれないとか、
いざという時の心の準備は
いつもしておかねば、みたいな感じがあって。
それがいつからか
「もしかしてダメージ来るかも⁉️」
と身構えても空振りになることが増え。
「いやきっと無理って言われるんだ」
って思っていても
結局何事もなく終わる、単なる取り越し苦労だったね~って終わる事。
それを何度も何度も
繰り返して繰り返して。
ようやく「ちゃんと幸せになれるから大丈夫」
って信頼できる所まで来たように思います。
今でも大好きな人から連絡が来ないと
「ああもう彼女との友情は終わったのかもしれない、嫌われたのかもしれない」
という気持ちがふつふつと芽を出します。
が、同時に
「この不安はただの不安で終わる」
という青竹みたいな、まっすぐな気持ちも
感じるようになりました。
そして毎回不安は、取り越し苦労で終わります。
どこまで臆病で
どこまで人間関係が不安なのだろうと思うけれど
コツコツと繰り返し、大丈夫だということを
経験し続けることでしか
手放すことは出来ないのだろうなぁ、ということも感じています。
ではでは。